インターン生も新規事業開発!? 「新しいマーケットをつくり続ける」事業創造会社

 

 

今回インタビューさせていただいいたのは、超大ヒット商品の生みの親、株式会社ZERO PLUS(ゼロプラス)の代表取締役社長 弥富圭一郎(やとみ・けいいちろう)氏。同社の通販商品はいま、さまざまなメディアから注目を浴び、製品たった1つで年商4億円という数字をたたき出すほど人気を博しています。それでも弥富氏いわく、「うちは通販会社ではない」のだとか。だとしたら一体何会社? 実はこの方お会いしてみると、とにかく陽気で気さくなんです。「がっはっはっ」と豪快に、大きな声で笑う愉快なおじさんと言ったところでしょうか。そんな弥富氏に株式会社ZERO PLUSのこれまでの軌跡や目指すビジョンについてうかがってみました。


 


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▲株式会社ZERO PLUSの大ヒット商品▲

 

 

ヒントは自分自身。
「俺のための商品」をつくったら大人気商品に

 

飯田  「U-MA」(株式会社ZERO PLUSの自社製品)、すごい勢いですよね。年商4億円ですか。お客様はリピーターが多いのですか?

 

弥富氏  そうですね、新規の方もいらっしゃいますが、リピーターの方は多いです。数年前まで買っていて、急に止めたと思ったらまた買い始めてくださるお客様もいますし。競合の商品がたくさんありますからね、いろいろ使ってみようという気持ちになるのだと思います。一度離れたお客さまがまた戻ってきてくださるとうれしいですね。

 

飯田  そうですね、商品力があるということですもんね。そもそも、なぜシャンプーに目をつけたのですか?

 

弥富氏  何の商品を開発しようか悩んでいたときに、ある人から「自分のためのものをつくったら?」と言われたんです。なるほど、と思いました。要するに自分自身をターゲットにすればいいんです。ちょうどそのとき、ちょっとだけ薄毛が気になっていたので、男性用のシャンプーに目をつけました。 

 

飯田  なるほど、「自分のための商品」ですか。確かに、お客様の気持ちになって考えられますよね。

 

 

 

 

高校中退、16歳で起業、ホストクラブ勤務…
サラリーマン経験ゼロから年商7億円へ

 

飯田  そもそも、弥富さんはすごく若いときに起業されているのでしたよね? 今日はその話を聞きたくて楽しみにしていたんです。

 

弥富氏  はい。最初に起業したのは16歳のときでした。通っていた高校が合わなくて中退していたので。出張洗車をやっていたんです。

 

飯田  16歳とはまたかなり若いですね。実際儲かりました?

 

弥富氏  たまたま出資をしてくれた方がいたから始められた事業だったんです。あとは、業務で車をたくさん使用するような会社を相手に営業をかけていたので、けっこうお金になりました。やめるときにも、出資してくださった方に損のないようにきちんとお返しできるくらいは稼げていましたね。

 

飯田  すごいですね16歳で。ちなみに、僕も16歳の時、実家のガソリンスタンドを手伝っていて、洗車バリバリしてました(笑)。その仕事の次は何を始めたんですか?

 

弥富氏  次は飲食業です。居酒屋数店舗の責任者になりました。それを26歳くらいまでやっていたかな。ちなみに、中洲のホストクラブで働いていたこともありましたよ(笑) 。楽しかったんですけど、「あれ、俺は起業をしたかったはずなのに何をやっているのだろう」とハッとして、飲食業はやめ、新しい事業を始めました。最初は何をやっても鳴かず飛ばずで、とにかく試行錯誤の毎日でしたが。

 

飯田  それで今の「U-MA」にたどり着いたのですね?

 

弥富氏  そうです。「自分で物を売ろう!」と思って始めたのが今の事業です。31歳くらい、今から10年前ですね。通販って、今でこそネットですが、当時はまだ折り込みチラシとかテレビ、ラジオが主流でしたよね。でも、代理店の人を呼んで聞いたら広告費がものすごく高くて。ちっちゃいマンションの一室で経営しているのに、そんな私に対して「300万円かかる」とか「1000万円かかる」と言う。それで、「もうWEBしかない」と思いました。自分でダイレクトマーケティングを学んだり、HPのつくり方を学んだりしたのが始まりですね。

 

 

 

最初は自分の足で配って歩いた自社商品。
今ではメディアにひっぱりだこ

 

飯田  最初っから「これは売れる!」と思いました?

 

弥富氏  いや、「これは売らなアカン!」と思いました(笑)。だって玄関にシャンプーが大量に入ったダンボールが山積みになっていましたからね。

 

飯田  「在庫があまり過ぎてやばい!」ということはなかったんですか?

 

弥富氏  知り合いに会いに行ってはその周りの人にも紹介して使ってもらって、というのを一人でやっていました。あとはアフィリエイトですね。最初は月商100万円達成するのに1年かかっていたんですよ。でも日経トレンディなどの雑誌で取り上げられるようになって。それから急にググッと売れるようになりました。

 

飯田  はぁ…月商100万円に1年。地道にやってこられたんですね。じゃあ、「U-MA」が軌道に乗り出してから、今売れている「ホワイトヴェール」(飲む日焼け止め)を開発したんですね。「U-MA」はご自身のための商品をつくったとおっしゃっていましたが、女性向けの商品をつくろうと思ったきっかけは何だったんですか?

 

弥富氏  物流担当の女性社員が海外の商品だった「飲む日焼け止め」を見つけて、興味を持ったんです。さっそく「これ面白そうだからやってみよう!」ということになって。

 

飯田  アイデアさえあれば、すぐ商品プロデュースさせてもらえる仕組み。

 

弥富氏  そうそう。すぐ「どうぞ!やって」という感じ(笑)。

 

飯田  テレビ番組でも「飲む日焼け止め」が取り上げられていました。競合会社の商品ですが、ワードが広まるという意味ではうれしいですよね。

 

弥富氏  そうなんです。「飲む日焼け止め」というキーワードがどんどん取り上げられるといいなと思います。今はまだ、競合の商品が少ないから市場規模も大きくないんです。だから、競合会社と戦いながらも、協力して市場をつくっていくことが重要ですね。とにかく今は、たくさんの競合会社に参入してきてほしいです。市場が活性化すると、どんな風に広告を出せばCPO(コストパーオーダー)※が下がるのか、など「数字で見る面白さ」も生まれてくると思います。

 

※CPO(コストパーオーダー)とは
一件の注文を獲得するのにかかった費用

 

 

 

 

通販専門会社とは思っていない。
「事業創造会社」なんです


飯田  新しい価値を提案するということが大切なんですね。

 

弥富氏  そうそう、だからZERO PLUSという会社は通販会社ではないと思っています。「事業創造会社」です。たとえば今、スリランカでも事業を立ち上げました。リゾートホテルとかマンゴー農園とか。

 

飯田  マンゴー農園ですか!  ニーズはすごいありそうですね。でもいままで「マンゴー農園をやりたい!」と思って生きていたわけではないのに思い切りましたね。

 

弥富氏  そうですね(笑)。「マンゴー農園というビジネスがある、じゃあやってみるか!」という感じですね。土地もランニングコストも安いんです。そんなノリで宝石の採掘もやっちゃいました。さらに今、スリランカに焼却炉も導入しようとしてるんです。ゴミを燃やして発電して売電するまでやろうと思って。それが大きくなったら、投資しようかなと。

 

飯田  今聞いただけでもかなりの数の事業をされていますね。たしかに、もはや通販会社ではない。

 

弥富氏  そうなんです。とはいっても、生業は通販なので「U-MA」と「ホワイトヴェール」以外に、あと2ブランドぐらいは実現可能なところまできているからそれをやって行こうと思っています。東京にも8月にオフィスをかまえたので、今まさに福岡・東京ともに絶賛採用活動中です。

 

 

 

 

 

インターン生だけで事業開発も。
本気に年齢は関係ない!

 

飯田  インターンの学生さんがいるとうかがっていますが、どんなことをやっているんですか?

 

弥富氏  「彼らだけでひとつの事業をつくる」ということをやっていて。何かを手伝わせるのではなくて、ゼロイチで何かをつくってもらうんです。今はキュレーションサイトをつくる事業をやってもらっています。彼らも喜んでいました。インターンに行ってもさすがに新しい事業をやらせてくれる会社はなかったって。

 

飯田  それはかなりやりがいがありますし、優秀な学生が来ているのですね。その事業もうまく行けば分社化もありですか?

 

弥富氏  そうですね、分社化もいいなと思っています。だからいま彼らに、「事業計画をつくってみたら?」と言っています。「出た利益を次にどうするのか、まで描いたら面白いよね」と。本気の人たちに年齢は関係ないですよね。学生だって本気であればなんとかしようとするんだと思っています。

 

 

 

 

 

いろんな人がいるからアイデアが生まれる。
ただし「素直さ」だけは絶対必要


飯田  新卒採用に力を入れているとのことですが、具体的にはどんな人に来てほしいですか? 

 

弥富氏  事業を創造していくことに魅力を感じられる人や、それを支えられる人、「とにかく何かをつくりたいよね」という人ですね。夢を持ってきてほしいですね。あとは、どんづまり状態になっても立ち上がる人かな(笑)。


 

飯田  「熱意のある人」ですね。では新卒で入社して、やる仕事はなんですか?


 

弥富氏  マーケターになってもらいたいし、自分はマーケターなんだという気持ちできてほしい。事業をつくるのはマーケターじゃないとできないから。そのプロセスの中で財務や経理のことも勉強しないといけないし、コールセンターとか商品開発とか、いろんなことをやった方がいい。たとえば、受電もお客様に一番近い場所で声を聞けるので、すごく大切です。一番勉強になるのは、大きいプロジェクトを回すことじゃなくて、たとえば小さなプロジェクトから商品開発をやって、次の購入していただくまでのプログラムやプランニングの実行までをやっていくことだと思っています。


 

飯田  採用するときは、どういうポイントを見ていますか?

 

弥富氏  素直さ。根が素直っていうのがスゴイ大事。尖っていてもいいし、表現が下手くそでもいいけど、素直でないと。人の話をちゃんと聞けるかどうか。変わっていてもいいんです。言っていることが素直ということではなくて、やっていることが素直であれば、頭が良くなくてもいいんです。そもそも本当に頭がいい人なんて世の中にそんなにいないでしょ(笑)。学業がデキる人はいても。

 

飯田 人間味のある人がいいんですね。仕事をするときもその視点ですか?

 

弥富氏  そうですね。「この人と仕事したら楽しいだろうな」と思うかどうか。人間味と熱意があるというのが大事ですね。頑固でも良いから、とにかく自分が信じるものに素直であることが大切です。とはいえ、いろんな価値観の人がいますし、ちょっと偏屈な人が入ったときに変な化学反応が生まれるかもしれない。だからいろんな人がいたほうが面白いなとも思います。

 

飯田  根が素直であることと、新しいことに挑戦し続けたい人が集まれば、どんどん面白い事業が生まれそうですね。弥富さん、今日はありがとうございました。


 

たった一人、足をつかってシャンプーを売り歩いていた時代から約10年、現在は10名の社員とともに日々新しい事業の創造に取り組んでいらっしゃいます。「もっともっと新しいマーケットをつくっていきたい」と目を輝かせる弥富氏。これから先、どんな新規事業が生まれるのか、期待が高まりますね。

 

今年から新卒採用にも力を入れているとのこと、「世の中にない新たな商品やサービスを生み出したい」「自分たちが企画開発した商品を世に広めたい」「若手から裁量権を持って仕事がしたい」など、情熱を持っている方は是非、説明会に参加してみて下さい。

 

 


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この記事を書いた人

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